大事の前の歯医者

最近は歯医者さんの多くが完全予約制になってしまっているようです。以前でしたら、歯が痛くなればすぐ駆け込むこともできたのに、今や予約をいちいち入れてからでないと診察してもらえない場合があるというのは随分不便になったものです。完全予約制にすると確かに患者さんの待ち時間は短縮されるのでそれは大きなメリットになるでしょう。しかし診察してもらいたいときにすぐに診てもらえないというのはかなりのストレスになることも間違いないでしょう。いつだったか、夫が急な歯痛を起こしたときに近所の歯医者にひとまず電話連絡を入れたら、今日は予約がいっぱいなので診察できませんと断られたことがありました。仕方なく他の歯医者を何件か当たってやっと４件目の歯医者で診察してもらうことができたのです。急患の対応さえきちんとしてもらえない歯医者は全く意味が無いと腹立たしい思いでいっぱいになりました。これでは町の歯医者の意味がありません。こういった勘違いの完全予約制は今すぐ撤廃してもらいたいものです。

歯医者にも良い歯医者と悪い歯医者がいるのはある程度予測もつきますし、こういう問題のある歯医者は一定数の割合が存在するのは仕方が無いことかもしれません。しかし自分が歯医者にかかるときには、絶対に避けたいと思います。まず自分がかかっている歯医者が悪徳かどうかを見分けるのは非常に簡単だと思います。だいたいこういう歯医者は金儲け主義であることがほとんどですから自由診療をやりたがります。保険での治療をとにかくやりたがらず、保険だと思うような治療ができませんよと脅してきたりもするので非常にわかりやすいです。もし最初から自由診療を押し付けようとしてきたり、保険診療を避けようとしたりという態度が見られたら、すぐにでもその歯医者に通うのはやめたほうが良いでしょう。だいたいこういった金儲け主義の歯医者は腕も大したことが無い場合も多いのです。ですから早めに見切りをつけることが自分も損害を最小限にとどめられるので、しっかりと見る目を養いましょう。